「この寸法で本当に収まるか?」
正解がわからないまま線を引くのは、精神衛生上よくない。
現場を見てしまえば、その不安は「確信」に変わります。
ビクビクしながら納品する博打は、もうやめましょう。
見てしまえば、何も怖くありません。
私がこの会社を作ったのは、「現場で使えない図面」を世の中からなくしたかったからです。
いくらCADが綺麗でも、実際に現場に入らなければわかりません。
逆に、手書きでも寸法が合っていれば、それは最高の図面です。
私たちは、芸術家ではありません。
現場の職人が迷わず動ける「地図」を描くのが仕事です。
だから、現場に行っています。
PCの前で悩むより、現場にいくほうが結果的に早く帰れます。
自分の時間を大切にするために、泥臭いやり方を選んでください。
ネットで拾った寸法図を信じてはいけません。
現場の配管は、経年劣化で歪んでいるかもしれない。
モニターの中の情報は「参考」に過ぎません。
自分の目で見て、メジャーで測った数字だけが「真実」です。
迷ったら現場へ。それが一番の近道です。
「いけるはず」という希望的観測で仕事をするのはやめましょう。
その甘えが、後で現場の大トラブルになります。
確証が持てないなら、何度でも確認する。
「絶対に収まる」と断言できる図面だけを出してください。
それがプロの責任であり、信頼です。
複雑なルートを引いて自己満足に浸るのは、二流です。
一流の設計は、シンプルで、誰が見てもわかりやすい。
「これなら俺でも組めるわ」と職人に言わせたら勝ちです。
設計者のエゴはいりません。
現場への愛やりやすさを最優先してください。
現場を知れば、図面の精度は劇的に上がります。
提出した図面がそのまま通り、電話も鳴らない。
この静かな時間は、現場に行った人へのご褒美です。
空いた時間は、次の仕事に使ってもいいし、
新しい技術の勉強に使ってもいい。
もちろん、定時でサクッと帰ってもいい。
「質の高い仕事」が、あなたに「自由な時間」をプレゼントしてくれます。
「設計が上で、施工が下」なんて勘違いは捨ててください。
実際にモノを作るのは彼らです。
現場に行ったら、まずは帽子を取って挨拶する。
そのリスペクトがなければ、良い仕事はできません。
知ったかぶりは一番危険です。
わからないことは素直に職人に聞いてください。
彼らは先生です。教えを乞う姿勢があれば、必ず助けてくれます。
プライドはPCの横に置いて現場に行きましょう。
「ここはこうして欲しい」という要望があれば、全力で応えます。
それが設計的に難しくても、代替案を考える。
「図面通りやってくれ」と突き放すのは、仕事放棄です。
一緒に最適解を探すパートナーであり続けてください。